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彼女に抱かれたい
第12章 壊したい程に愛おしい
「はあっ…サトシ…サトシいっ!」

突如、頬に手を添えられ、彼がキスしてきた。
優しいのに濃厚で深いキス。
彼のキスは優しくて、ドロドロとした私のドス黒い心を中和させてくれている気がした。

『マイ…愛してるよ…。だからそんな顔しないで…?』
「えっ?」
『んっ…俺を犯しながら泣いてる…気づいてなかったの?』


彼を犯して壊すはずだっのに…壊れていたのは私の方だった。
彼は私をそっと優しく抱き寄せて私の背中に腕を回し、腰には脚を絡ませた。
『ほら…マイのモノでしょ?ここにいるよ。どこにも行かない。』
彼に心の内を悟られたのだろうか。優しいのに力強く離さないように抱きしめてくれる。

彼のおちんちんが私の中でピクピクと脈打っている。
抱きしめられる感触と胎内で感じる彼自身。
確かにここにいる私のモノ。だからこそ失うのが怖い。

「怖いの。
いつかあなたが私から離れていっちゃうんじゃないかって。
あなたの事を考えると狂いそうなくらいに胸が熱くなって…苦しくなるの。
いつかあなたの心が変わって、どこかへ行っちゃうんじゃないかって…。
あなたが私のもとからいなくなったら…私は生きていけない。
それくらいあなたを愛してるの…。」

『マイ…俺を見てよ。』
私に組み敷かれながら抱きついている彼の顔…。
とろけていて赤みがかっていて…それでいて純粋で綺麗な目。
日焼けしているのに荒れていないスベスベの肌。
スッと伸びる鼻筋と、柔らかくて美味しそうな唇。舌。
しゃぶりつきたくなる耳。
短くて、塩素で少しごわついている髪。
どれもこれも愛おしくて、美しい…。

「キレイ…可愛い。」
『そういうことじゃない。
こんなみっともなくてとろけた顔…マイしか知らないんだよ。
マイだけが俺のこんなに恥ずかしい姿を知ってる。』
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