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彼女に抱かれたい
第2章 二人のカタチ
「うわぁ〜綺麗だねぇサトシくん。」
『…。』

心臓よ、落ち着け。頼むから。
サトシは自分に言い聞かせていた。
ふと我に帰ると、マイがこちらを覗き込んでいた。

「どうしたの?夜景、興味なかった?」
『い、いや、なんか見惚れてボーッとしてた…』

「そっか、よかった」
『…。』

『や、夜景じゃないんだ…。
俺は…マイさんに見惚れてた。』
「えっ…。」

サトシは真っ直ぐにマイの目を見た。
『俺…マイさんが好きだ。
リハビリを支えてもらってる時から、マイさんの笑顔に惹かれて、どんどん好きになってた。
俺はマイさんに比べたらガキかもしれない。笑われるかもしれない。
でも、さんなことは関係ない。俺はマイさんが好きだ。
俺と…付き合ってください。』

「私も…好き…。」

マイはサトシに唇を重ねた。
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