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彼女に抱かれたい
第17章 それから…

「そ、そうかぁ〜サトシもスミに置けないヤツだなぁ!ハハッ!どこで知り合ったんだ?」
『怪我した時…僕を担当してくれたんです。彼女が。
リハビリの時もずっと支えてくれて。僕からお付き合いを申し込みました。』
彼女が…ってまた言ってる。
「そう…だったのか。その節は、どうもありがとうございました。
おかげでサトシはこんなにも立派な最高の成績を残せた。」
「いやいや、全部彼の頑張りと努力ですから。」
さっき泣いてた女の子がジト目でこちらを見ている…。
やめてよ。せっかくのお祝いムード、私のせいで台無しじゃん。
「ひとまず私はおめでとうを言えたので、これで。またね、サトシくん。」
『うん。後でね。』
笑顔なのに目が笑っていない…。
あんな顔初めて見た。
意外にヤキモチ妬きだったんだね。
大丈夫、あなた以外のところには行かないから。
そそくさと退散すると、中年の夫婦に声をかけられた。
「あの…あなたが、マイさんですか?」
上品なご夫婦。お二人とも柔和な表情で優しい目をしている。
「はい…何でしょうか。」
「どうも。サトシの母です。こちらは父です。」
えっ!!!
サトシくんの…ご両親!?
『怪我した時…僕を担当してくれたんです。彼女が。
リハビリの時もずっと支えてくれて。僕からお付き合いを申し込みました。』
彼女が…ってまた言ってる。
「そう…だったのか。その節は、どうもありがとうございました。
おかげでサトシはこんなにも立派な最高の成績を残せた。」
「いやいや、全部彼の頑張りと努力ですから。」
さっき泣いてた女の子がジト目でこちらを見ている…。
やめてよ。せっかくのお祝いムード、私のせいで台無しじゃん。
「ひとまず私はおめでとうを言えたので、これで。またね、サトシくん。」
『うん。後でね。』
笑顔なのに目が笑っていない…。
あんな顔初めて見た。
意外にヤキモチ妬きだったんだね。
大丈夫、あなた以外のところには行かないから。
そそくさと退散すると、中年の夫婦に声をかけられた。
「あの…あなたが、マイさんですか?」
上品なご夫婦。お二人とも柔和な表情で優しい目をしている。
「はい…何でしょうか。」
「どうも。サトシの母です。こちらは父です。」
えっ!!!
サトシくんの…ご両親!?

