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彼女に抱かれたい
第3章 抱かれる…
身体を起こしたマイに呼応して、サトシも身体を起こした。
マイは肩で息をしながらつぶやく。
「はぁ…はぁ…
サトシくん…すごく気持ちいい…。
もう…我慢できない。サトシくんと一つになりたいの。
入れてもいい?」

『うん…俺も早く一つになりたい。』
サトシは再びマイを押し倒そうと思ったが、逆にマイはサトシに向かい合う形で、サトシに跨った。

…くちゅ…

粘膜が擦れる音がする。
これは…今擦れている部分はマイの入口なのだろうか?
ふと、サトシは我に返った。

…避妊!
コンドームを付けていない!

『ま、待って!』
「えっ…どうしたの?」
『避妊…しなきゃ…
俺、何も付けてない…。
今はまだ学生だから…もし赤ちゃん出来たら責任取れない。』

男なら当然のこと。
本当なら何も隔てずに繋がりたいけど…。
何かあってからでは遅い。

「サトシくん、本当に優しいんだね。
ちゃんと考えてくれて…嬉しい。
そんなあなたが…大好き。」

そう言いながら彼女は俺の首に手を回し、うっとりした目でこちらを見つめたまま、俺の股間に座り込むように一気に腰を下ろした。
ヌチュッという粘っこい音とともに分身はヌルヌルしたものに吸い込まれ、全体が暖かく包まれた。
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