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彼女に抱かれたい
第1章 初めての夜

「サトシくん、調子はどう?腕はしびれる?」
『マイさん…俺ホントに治るんですか?
指先の痺れは消えてくれないし…腕が思うようにかけなくて、ストロークもフォームもバラバラになっちゃった。
ようやくタイムが縮んで面白く感じてきたのに‥』
「弱気になるんじゃない!
誰かが言ってたでしょ。諦めたらそこで試合終了ですよ?ってね。
ほら、リハビリ頑張って。」
『はぁーい』
…退屈なリハビリ。思うように動かない腕。痺れる指先。
サトシは思い通りにならないことがもどかしかった。
何か頑張れる理由が欲しくなり、冗談めかして言ってみた。
『マイさん。俺の肩が治ったら、水泳の大会見に来て下さいよ。…彼女として。』
マイは目を丸くしたが、すぐに笑って
「なに言ってんの。そういう事はおんなじ学生でやりなよ。私26よ。」
『愛に歳は関係ない。』
「アッハッハ!どこのおっさんよそれ。
まぁ、そんなに私に見に来て欲しいなら、リハビリ頑張ることね。」
マイは約束はしなかったが、断りもしなかった。
サトシはそこに一筋の希望を抱き、リハビリに励んだ。
『マイさん…俺ホントに治るんですか?
指先の痺れは消えてくれないし…腕が思うようにかけなくて、ストロークもフォームもバラバラになっちゃった。
ようやくタイムが縮んで面白く感じてきたのに‥』
「弱気になるんじゃない!
誰かが言ってたでしょ。諦めたらそこで試合終了ですよ?ってね。
ほら、リハビリ頑張って。」
『はぁーい』
…退屈なリハビリ。思うように動かない腕。痺れる指先。
サトシは思い通りにならないことがもどかしかった。
何か頑張れる理由が欲しくなり、冗談めかして言ってみた。
『マイさん。俺の肩が治ったら、水泳の大会見に来て下さいよ。…彼女として。』
マイは目を丸くしたが、すぐに笑って
「なに言ってんの。そういう事はおんなじ学生でやりなよ。私26よ。」
『愛に歳は関係ない。』
「アッハッハ!どこのおっさんよそれ。
まぁ、そんなに私に見に来て欲しいなら、リハビリ頑張ることね。」
マイは約束はしなかったが、断りもしなかった。
サトシはそこに一筋の希望を抱き、リハビリに励んだ。

