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第5章 犯す

彼は快感と苦痛が入り混じった表情が少し緩んだかと思うと、どこか名残惜しそうな顔でこちらを見た。

『ま、マイ…。』
「なぁに？サトシくん？」

『ど…どうして…。』
「どうしてって…サトシくんがやめてって言ったんじゃない。
私はもっとサトシくんに気持ちよくなって欲しいし、サトシくんが気持ちよくなってくれたら私も嬉しいんだけどなぁ〜。
さっきいっぱい中出しされちゃったから、もう一回中出ししても一緒だよ。
そのかわりできちゃうかもしれないけど、んふふ。
でも、サトシくんがやめて欲しいっていうなら、しょうがないけどやめちゃおうかなぁ〜」

中出しされたんじゃない。私が彼に中出しさせた。
妊娠の可能性はない。できるっていうのは口からでまかせ。
できるというのを強いて言うなら、私と彼の主従関係ができちゃいそう。私は妊娠とは一言も言っていない。
でも、彼自身が中出しした事を改めて思い出すように言った。

『ふぐぅっ…ひどい。』

彼は涙目になっている。
あぁ…イジワルしすぎた。だけど可愛くてたまらない。

「ねぇ、サトシくん…どうしたい？
ホントにやめて欲しいの？
あなたの口から、正直に聞かせて？」

『ううっ…。
だ…出したい。イきたい。』
「どこに出したい？どうやってイきたいの？」

「ま…マイの…なか…。」

…彼はもうすぐ快楽に堕ちる。
彼を征服したようで私は背筋がゾクゾクと震えて膣が痙攣し、えもいわれぬ快感に浸った。
でも、まだだよ。

「どうやってイきたいの？言ってごらん？
ほらぁ！」
私は一気に腰を落として彼の分身を根元までずっぽり咥え込んだ。