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彼女に抱かれたい
第6章 長い夜

浴室から出てバスタオルを取り、頭からバスタオルを被って立ち尽くしていると、背中から柔らかく包み込まれた。
「サトシくん…ごめんね…。
初めてだったのに…私…サトシくんと一つになれることが嬉しくて自分が抑えられなくなっちゃって…。
意地悪しすぎちゃったんだね。
サトシくん、嫌って言ってたのに…うぅっ、ごめん。私…最低だね…。」
…マイも涙を流しているのだろうか。
背中越しに聞こえる彼女の声は悲しげで、涙声だ。
そして背中に水滴が滴り落ちた感覚もあった。
違う…最低なのは俺なんだ。
いくら彼女が年上とはいえ男と女。
単純な腕力は俺の方がある。
本当に駄目だと思うなら、彼女をはねのけることはできたはずだ。
でもそれをせず、先を考えずに甘い誘惑に負けたのは自分。
つまりは、俺も心の奥でマイの中に出したかったんだ。
最終的にはマイの中に出すことしか考えられなくなっていた。
『ぐすっ…。ち…違うんだ。
マイとのことが嫌だったんじゃない。
自分の事を考えて冷静になったら、とんでもない事をしてしまったんだと思って怖くなって…。
自分の意志の弱さが嫌になってきて…そしたら、涙が止まらなくて…ぐすっ。』
「ぐすん。
ど、どういうこと?」
『ま、マイの中に2回も出しちゃったこと。
まだ俺は学生で、17歳で…養う事も結婚もできないのに…。
中に出しちゃったらマイは妊娠するかもしれないのに…。
マイと繋がったら気持ち良すぎて…我慢できなかった。
たぶん本気でマイをはねのけようと思ったら、力ではできただろうけど…マイと一つになれた事が嬉しくて…どうしようもなく興奮して…。
最後はマイの中に出すことしか考えられなくなってた。
妊娠したら、一番苦しむのはマイなのに…俺は自分が気持ちよくなる事しか考えられなかった。
だから俺…最低な男だと思って…マイに合わす顔がないっておもって…。
だからマイのせいじゃない…俺のせいなんだ…。
欲に負けて無責任な事しちゃって…ごめん。』
沈黙の中でマイは背中にぴったりとくっつき、優しく包み込んでくれている。
マイはふるふると身体を震わせていて、肩口には彼女の涙がぽろぽろと滴り落ちてきた。
「サトシくん…ごめんね…。
初めてだったのに…私…サトシくんと一つになれることが嬉しくて自分が抑えられなくなっちゃって…。
意地悪しすぎちゃったんだね。
サトシくん、嫌って言ってたのに…うぅっ、ごめん。私…最低だね…。」
…マイも涙を流しているのだろうか。
背中越しに聞こえる彼女の声は悲しげで、涙声だ。
そして背中に水滴が滴り落ちた感覚もあった。
違う…最低なのは俺なんだ。
いくら彼女が年上とはいえ男と女。
単純な腕力は俺の方がある。
本当に駄目だと思うなら、彼女をはねのけることはできたはずだ。
でもそれをせず、先を考えずに甘い誘惑に負けたのは自分。
つまりは、俺も心の奥でマイの中に出したかったんだ。
最終的にはマイの中に出すことしか考えられなくなっていた。
『ぐすっ…。ち…違うんだ。
マイとのことが嫌だったんじゃない。
自分の事を考えて冷静になったら、とんでもない事をしてしまったんだと思って怖くなって…。
自分の意志の弱さが嫌になってきて…そしたら、涙が止まらなくて…ぐすっ。』
「ぐすん。
ど、どういうこと?」
『ま、マイの中に2回も出しちゃったこと。
まだ俺は学生で、17歳で…養う事も結婚もできないのに…。
中に出しちゃったらマイは妊娠するかもしれないのに…。
マイと繋がったら気持ち良すぎて…我慢できなかった。
たぶん本気でマイをはねのけようと思ったら、力ではできただろうけど…マイと一つになれた事が嬉しくて…どうしようもなく興奮して…。
最後はマイの中に出すことしか考えられなくなってた。
妊娠したら、一番苦しむのはマイなのに…俺は自分が気持ちよくなる事しか考えられなかった。
だから俺…最低な男だと思って…マイに合わす顔がないっておもって…。
だからマイのせいじゃない…俺のせいなんだ…。
欲に負けて無責任な事しちゃって…ごめん。』
沈黙の中でマイは背中にぴったりとくっつき、優しく包み込んでくれている。
マイはふるふると身体を震わせていて、肩口には彼女の涙がぽろぽろと滴り落ちてきた。

