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彼女に抱かれたい
第6章 長い夜

…………………………
身体を震わせながら涙をこぼす彼女を背に感じながら、俺は動けずにいた。
「サトシくん…。ホントにごめんね。
私の意地悪で、あなたを悲しませてしまった…。」
『違う。悪いのは俺なんだ。』
「ちがう、ちがうの。
サトシくんは何も悪くない。
今の私に妊娠の可能性はないの。」
『…えっ?』
…妊娠の可能性がない?どういう事だ?
思わず驚いて振り返ると、彼女の胸の中に包まれた。
「子どもができない身体とかじゃないんだよ?
ちょっと私の生理の話も絡んでくるんだけど…今ね、ピル飲んでるから、妊娠しないんだ。」
『ピル?どういうこと?
ピルって確か…妊娠しなくなる薬だよね?
さっき、ナマは初めてだって…』
「さっき話したことは全部ホント。
ナマでえっちしたのも…中に出したのも…全部サトシくんがはじめて。
恥ずかしいけど…こんなに激しいエッチしたのも、あんなに乱れたのも初めてなんだよ。
ピルってね、妊娠しないための薬っていうよりは、生理が重かったり、崩れやすい人のためにある薬なの。
私も詳しいメカニズムはよく知らないんだけどね。
私さ、今の仕事の勤務時間が不定期だから生理不順になりやすくて、そうなると生理痛もひどくてさ…それでピル飲んでたの。」
『え…そ、そうだったんだ…』
…ピルってそういう薬だったのか…。
どちらにしてもピルを飲んでるって事は、妊娠の心配はない…。
よかった…マイに悲しい思いをさせなくて済むんだ…。
そう思うと俺の心にまとわりついていた不安は一気に溶けていって、俺を優しく包んでくれていたマイに抱きついた。
身体を震わせながら涙をこぼす彼女を背に感じながら、俺は動けずにいた。
「サトシくん…。ホントにごめんね。
私の意地悪で、あなたを悲しませてしまった…。」
『違う。悪いのは俺なんだ。』
「ちがう、ちがうの。
サトシくんは何も悪くない。
今の私に妊娠の可能性はないの。」
『…えっ?』
…妊娠の可能性がない?どういう事だ?
思わず驚いて振り返ると、彼女の胸の中に包まれた。
「子どもができない身体とかじゃないんだよ?
ちょっと私の生理の話も絡んでくるんだけど…今ね、ピル飲んでるから、妊娠しないんだ。」
『ピル?どういうこと?
ピルって確か…妊娠しなくなる薬だよね?
さっき、ナマは初めてだって…』
「さっき話したことは全部ホント。
ナマでえっちしたのも…中に出したのも…全部サトシくんがはじめて。
恥ずかしいけど…こんなに激しいエッチしたのも、あんなに乱れたのも初めてなんだよ。
ピルってね、妊娠しないための薬っていうよりは、生理が重かったり、崩れやすい人のためにある薬なの。
私も詳しいメカニズムはよく知らないんだけどね。
私さ、今の仕事の勤務時間が不定期だから生理不順になりやすくて、そうなると生理痛もひどくてさ…それでピル飲んでたの。」
『え…そ、そうだったんだ…』
…ピルってそういう薬だったのか…。
どちらにしてもピルを飲んでるって事は、妊娠の心配はない…。
よかった…マイに悲しい思いをさせなくて済むんだ…。
そう思うと俺の心にまとわりついていた不安は一気に溶けていって、俺を優しく包んでくれていたマイに抱きついた。

