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私の家庭教師はAV男優
第42章 (42)
「秀君、すでに女子から人気マックスだから絶対学校の誰かと付き合いそう」

凛子が言うと、りのはサンドイッチにかぶりつき

「秀君?何、その呼び名?」

凛子はペットボトルのミルクティーを飲み

「もう、みんな友達感覚でいるよ」

「この学校の女子はミーハーだってことが証明されてんじゃん」

「りのもカッコいいって思ったでしょ?」

「まあ、変なアイドルよりは顔は良いよね」

口の端に付いたマスタードを指で拭い

「でも、遊んでそう」

凛子は弁当箱のフタを閉めて

「そう?見た目純粋そうじゃん。フェミニンだしガツガツしてなさそう」

「フリかもよ。はい」

サンドイッチを凛子に渡した。

「ありがと」

凛子はサンドイッチをかじった。

「私はあんま興味ない」

空になったランチボックスをカバンに入れた。
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