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私の家庭教師はAV男優
第5章 ⑤
「派遣、終了ですか?」
秋葉は家庭教師派遣会社から連絡を受け、会社に出向いた。
会社の一室で派遣コーディネーターの若い女性社員はノートパソコンの画面を見ながら
「はい。先日、井端様から連絡があり、秋葉健斗さんの派遣を中止してほしいと申し出がありました」
秋葉は首を傾げて
「井端さんからは何も聞いていませんが」
コーディネーターはパソコンの画面から目線を秋葉に移し
「派遣の調整をするのは私達コーディネーターですし、家庭教師に辞めることを直接言う必要はないんです」
「僕は適任じゃなかったのでしょうか?」
「秋葉さんのことは何も仰られていませんでした。恐らく中止の理由は家庭のご事情かと」
「井端さんは他の家庭教師に変更されるんですか?」
コーディネーターは頭を下げ
「そういったことは個人情報になりますのでお伝えすることはできないんです。あと、派遣が終わったご家庭にはこちらから連絡をしないようによろしくお願いします」
「そうですか。。。」
秋葉は突然の空虚感に見舞われた。
「また、秋葉さんの希望に適合した生徒さんの登録が見つかれば連絡させていただきます」
秋葉は席から立ち
「よ、よろしくお願いします。。。」
力の無い声で言った。
秋葉は家庭教師派遣会社から連絡を受け、会社に出向いた。
会社の一室で派遣コーディネーターの若い女性社員はノートパソコンの画面を見ながら
「はい。先日、井端様から連絡があり、秋葉健斗さんの派遣を中止してほしいと申し出がありました」
秋葉は首を傾げて
「井端さんからは何も聞いていませんが」
コーディネーターはパソコンの画面から目線を秋葉に移し
「派遣の調整をするのは私達コーディネーターですし、家庭教師に辞めることを直接言う必要はないんです」
「僕は適任じゃなかったのでしょうか?」
「秋葉さんのことは何も仰られていませんでした。恐らく中止の理由は家庭のご事情かと」
「井端さんは他の家庭教師に変更されるんですか?」
コーディネーターは頭を下げ
「そういったことは個人情報になりますのでお伝えすることはできないんです。あと、派遣が終わったご家庭にはこちらから連絡をしないようによろしくお願いします」
「そうですか。。。」
秋葉は突然の空虚感に見舞われた。
「また、秋葉さんの希望に適合した生徒さんの登録が見つかれば連絡させていただきます」
秋葉は席から立ち
「よ、よろしくお願いします。。。」
力の無い声で言った。