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私の家庭教師はAV男優
第5章 ⑤
狭間はバンっと秋葉の背中を叩き

「しけた面してんなぁ!」

混雑する居酒屋のカウンターで二人は呑んでいた。

「その子はお前のことを嫌ってたんだろ?それにお前だって前から生意気な女子高生だって言ってたじゃん。行く必要が無くなって良かったじゃねぇか、これでお互い会わずに済むんだし。それなのに何でそんな暗い顔してんだよ?」

秋葉は酔いで顔を赤くさせ、焼酎の水割りをグイッと飲んだ。

そして、グラスをトンっとカウンターテーブルに置き

「あいつは、また勉強を教えてって言ったんだ。それなのに。。。。」

狭間は秋葉の肩に腕を回して

「そんな子供の言った言葉を気にするなよ。適当に言っただけだって」

「そうかな。。。。」

秋葉はつぶやいて、グラスの底に残った焼酎を飲み干した」
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