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第48章 （４８）

りのはクレープをかじりながら黙ってスマホを見ている。

愛は注文が入ったクレープを焼きながら、チラチラとりのの後ろ姿に目をやった。

やがて、客が途切れて、愛はりのの背後に立ち

「りの。そろそろ帰って。。。ん？」

りのは涙を流しながらスマホを見ていた。

「お前、泣いて。。。」

りのは慌てて目をこすり

「ああ、ごめん。ちょっと動画見て泣いちゃって」