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第50章 （５０）

麗紫亜はソファーに腰をおろして

「出所してまだ少ししか経っていないのに、そんなことすると思う？」
　
「服役中に我慢をしていて、出所して欲求が爆発した可能性もあるだろ？」

麗紫亜は目をつむり

「どうだろうね」

真矢は麗紫亜の隣に座り

「前に麗紫亜がやったのと同じ筋書きならこうだ。顔に自信がある女の顔をめちゃくちゃにして生きる希望を失われせる。そして、自殺へと追い込む。電車に飛び込んだら体がミンチになって顔が傷ついているのがバレにくいからな」