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私の家庭教師はAV男優
第51章 (51)
桃華は自分の股間を指差した。

秋葉はやけくその様に缶を開けてハイボールを飲み

「騙したのか?」

桃華は空になった空き缶をミニテーブルの上に置いて立ち上がり

「騙してなんてないですよ。だって、私、教科を言ってないじゃないですか」  
「そうだけど、普通、勉強って言ったら学校の科目だろ」

冷蔵庫からハイボール缶を取り出して

「秋葉さんはAV男優だから、はじめての相手になってほしくて。だってプロだから失敗がなさそうだし、私自身も恥ずかしくないし」

「まだ、したことないんだ?」

「はい」  

「付き合ったことも?」

「それはたくさんあります」

ハイボール缶を飲んで笑った。
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