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私の家庭教師はAV男優
第1章 ①
「ありがとうございます」

秋葉は起立して頭を下げた。

「あとは、そうですね。何か仕事をする際のご希望などはありますか?」

秋葉は席に座って少し考えて

「あ、できれば男性がいないご家庭が良いですね。母子家庭で、娘さんを教えるみたいな感じが希望です」

面接担当は首を傾げて

「へ?また変わった希望ですね」

当惑している面接担当を見て、秋葉は慌てて

「あ、いや。忘れてください。僕、何を言ってんだろ?はははっ」

面接担当は机に置いてあるノートパソコンのキーボードを打ち始め

「まあ、せっかく仰られたので登録者リストから探してみます」

「すみません」

秋葉は両手を膝の上に置いてかしこまった。
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