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私の家庭教師はAV男優
第60章 (60)
「良かったよ。可愛いって言ってくれて。久々の女の子モードだからさぁ、変だったら嫌じゃん」

りのは笑い

「急に低音ボイスで男口調にならないでよ。見た目と合ってないから違和感でしかない」

「格好はこれでも話し方は戻すよ」

「何それ。変過ぎてめちゃウケんじゃん」

輝羅はキョロキョロとホールを見て

「それで、俺の席は?」

りのは自分を指差して

「私を指名した?」

「当たり前じゃん」

「じゃあ、そこで」

りのが指差したボックス席に輝羅は座った。
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