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私の家庭教師はAV男優
第66章 (66)
「心臓が止まるってくらい驚いた。どうしてここが?どうやって来たの?」

「愛君が拉致されんのが見えたからタクシーで追ってもらった」

女は猿顔マスクの歪みを直して

「男なんて拉致したから、注意力が足りなかったわ。まさか、つけてきてたなんて」

「愛君。帰ろ」

女はメスの刃先をりのに向けて

「帰れるわけないでしょ?私はあなたが目的なんだから」

りのは女の方を見ずに手だけを差し出して

「それ、貸せよ」
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