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私の家庭教師はAV男優
第68章 (68)
30分程して、プロデューサーがりのとヒデの元にやってきて

「シーン自体は短いから、セリフさえ覚えたらすぐにできますよ」

プロデューサーは台本をりのとヒデに手渡した。

りのは台本を見ながら

「今日のシーンはどこ?キスシーンだよね?」

「えっとねー」

ヒデは手渡された台本をペラペラとめくった。

「これは。。。。」

ヒデが呟くと

「どうしたの?」

ヒデは台本の内容を指でなぞり

「キスだけのシーンが濡れ場のシーンに変わってる」

りのは指で指し示した箇所に目をやり

「ホントだ。でも、いいじゃん。濡れ場のシーンが一つ増えるだけでしょ?」
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