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私の家庭教師はAV男優
第9章 ⑨
「私の顔を見てどう思った?」

「どう思ったって、前と一緒だろ?」

パンッと手を打ち
   
「その通り。全く変わってないの」

りのは金髪をかき上げて、トランプの形をしたピアスを指で弾いた。

「はぁ?意味がわからん」

人差し指を立てて

「つまりね、私は家庭教師のタイプに合わせなかった。だって、もし家庭教師のことが好きだったらすぐに好みのタイプに変えたくなるはずでしょ?そういう気持ちにならなかったってことは、私が家庭教師のことを何とも思っていない証拠」

「よくわからないが、どうでもいいよ」

「良くないっ!!」

りのは秋葉を押し倒して、馬乗りになった。

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