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私の家庭教師はAV男優
第1章 ①
秋葉は右耳にかかっていたマスクのヒモを取って、マスクを横に開いた。

「カッコいいじゃん」

りのは上体を起こした。

秋葉はマスクをして

「それだけか?」

「ん?」

「どこかで見たとかは思わない?」

「何?家庭教師はよく芸能人に似てるって言われるの?」  

「いや、何も思わないのならそれでいい」

「ふーん」

俺の事を知らない。良かった。

秋葉は心の中でつぶやいた。
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