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第13章 （１３）

「彼女さんですか？」

秋葉は麦茶をゴクリと喉を鳴らして飲む。

「それとも教え子さん？」

グラスを机に置き、目の前でジッと見つめてくるまりんと目を合わせた。

「あれは、その。。。」

まりんは笑い

「答えが真実でも嘘でも、どちらにしても究極の選択ですよね？彼女と答えても成人した人が女子高生と付き合ってるのを公には言えない。教え子だと答えても家庭教師が教え子と手を繋いでいるのはバレたくない」

秋葉は腕を組み

「意地悪な質問だが、穴があるな。妹だって言うこともできる」

まりんは微笑みながら首を振り

「それはありえません」