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私の家庭教師はAV男優
第14章 (14)
「りのから聞きました」

秋葉はりのの母親から電話で話があると言われ、喫茶店で落ち合った。

「大変申し訳なく思っています」

りのの母親は背筋を伸ばして凛とした姿勢で秋葉を見つめる。

「ハッキリ言って先生には失望しました」

秋葉はやや頭を前傾させて

「私の本業については、大きな声で言えるような表向きの仕事ではない為隠しておりました。それに大事なお子様を預けていただくのに親御さんに不安を抱かせてはいけないと思い」

りのの母親は紅茶をすすり

「私が失望したのは仕事の内容ではありません」

カチャッとカップを置き、ジッと秋葉を見据えて

「AV男優だから堂々とできないんですか?」

「そうです」

「ご存知だと思いますが私は医師です。美容整形の医師なので私も批判されることは多々あります。生まれ持ったモノを変えるなんて神様のつもりか?とか、医師なら病気を治せとか。一時期本当に堂々と整形外科医と言えない時がありました」

秋葉は顔をあげた。

「でも、一番大切なのは堂々とすることなのです。引け目を感じて生きていると必ず人生で躓きます。仕事に誇りを持ち堂々と生きてください。りのがあなたの元を去ったのはAV男優だからではないのです。初めから隠さず、臆さずにあの子と接していればこんなことにはならなかったのではないでしょうか?」
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