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第15章 （１５）

「そう」

「辞めさせたの？」
　
「ヤルことしか考えてない変態だったけど、向こうから辞めるって言ってきた。私とはヤレないってわかったからじゃない？」

航平は制汗スプレーを棚に戻して

「彼氏の俺ですらまだヤラしてくれないからなー」

りのはバンッ！っと航平の背中を叩き　
　
「あんたは私をレイプしようとしたから懺悔としてお預けなの。反省しろよバカ」

「レイプって言うなよ。あの時はりのが可愛すぎて理性が働かなくなったんだよ」

「だから、それをレイプって言うの」