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私の家庭教師はAV男優
第16章 (16)
「りのちゃん、これ。お互い間違えて教科書を持って帰ったみたい」
朝。
まりんは教室に入ってすぐに、りのに声をかけた。
りのは肩にかけているカバンのチャックを開けて教科書を取り出し
「だよね。私も家で気がついた」
二人は教科書を交換した。
「じゃあね」
まりんが自分の席に行こうとすると
「まりん」
「何?りのちゃん」
少し言いにくそうに目線を下ろしたまま
「私の教科書。中を見た?」
まりんは一瞬黙ってりのを見つめ
「何か見られたくないことがあるの?」
「別に。見てなければそれでいい」
りのは踵を返して、騒ぐ友達の方へ向かおうとすると
「りのちゃんは私の教科書を見た?」
りのは一瞬黙り込んでまりんの顔を見つめ
「まりんと一緒だよ」
まりんとりのはそれぞれが相反する方向に向かっていった。
朝。
まりんは教室に入ってすぐに、りのに声をかけた。
りのは肩にかけているカバンのチャックを開けて教科書を取り出し
「だよね。私も家で気がついた」
二人は教科書を交換した。
「じゃあね」
まりんが自分の席に行こうとすると
「まりん」
「何?りのちゃん」
少し言いにくそうに目線を下ろしたまま
「私の教科書。中を見た?」
まりんは一瞬黙ってりのを見つめ
「何か見られたくないことがあるの?」
「別に。見てなければそれでいい」
りのは踵を返して、騒ぐ友達の方へ向かおうとすると
「りのちゃんは私の教科書を見た?」
りのは一瞬黙り込んでまりんの顔を見つめ
「まりんと一緒だよ」
まりんとりのはそれぞれが相反する方向に向かっていった。