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第18章 （１８）

秋葉は苦笑して

「相変わらず厳しいな」

「あいつさ、いろいろ女遊びはしてたみたいだけど、私が初めての彼女だったらしいの」

りのは視線を窓に向けて

「だからさ、初めての彼女と別れた原因が死別じゃかわいそうじゃん」

秋葉は外を見つめるりのを見た。

「あ、誤解しないで。私、死ぬ気なんてさらさらないから。ただ、人生何があるかわかんないじゃん」

慌てるようにしてりのは言った。