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私の家庭教師はAV男優
第106章 (終章21)
外に立つ蕾葉は狩場を見て

「あの、すみません。この部屋に女の子二人っています?」

狩場は怪訝な顔で

「何の要件ですか?まあ、どちらにしてもこの部屋には僕と女の子一人だけです」

蕾葉は驪亜を見て

「この部屋じゃないな」

狩場に頭を下げて

「失礼しました。部屋を間違えたようです」

すると、驪亜は玄関に近寄ってクンックンッと匂いを嗅ぎ

「どうした?驪亜ちゃん?」

蕾葉が言うと、狩場がドアを閉めようとした。

驪亜がドアノブを引き

「おい、君!何するんだ!?」

驪亜がドアを力づくで開けると、狩場を押しのけて廊下にあがり

「ちょっと、君!勝手に!」
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