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私の家庭教師はAV男優
第19章 (19)
「家庭教師って、りのは学生?」

「そう。高一だよ」

「じゃあ、一個先輩じゃん」

「鈴音、歳下?中学生?」

「中三」

りのは鈴音のポケットに手を突っ込み

「子供はタバコをやめろっ」

「りの、やめてよ。これは癒しなの」

何とか抵抗してりのから離れた。

「じゃあ、私行くから」

鈴音はりのに背を向けるも、すぐに振り返り

「あ、そうだ。りの。仲良くなれそうだから正直に言うね」

りのは柵にもたれかかったまま少し離れた所にいる鈴音を見つめた。

「私、初めからりのの名前も歳も知ってたの」

「え?何で?」

再び背中を向けて

「病気のことも知ってるよ」

鈴音はエレベーターに乗り込んだ。

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