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私の家庭教師はAV男優
第109章 (過去1)
「英語は?」

まりんが聞くと、りのは気だるそうに

「5点」

「りのちゃん、それはヤバいよ」

りのは自分のテストの答案をクシャクシャと丸めて

「じゃあ、まりんは何点?」

「え、私は40点」

「中途半端!」

りのはケラケラと笑った。

まりんは答案を二つに折り

「私は中学を卒業したら働くつもりだから頭の良さなんてどうでもいいけど、りのちゃんはお母さんみたいにお医者さんになるんだよね?」

りのは丸めた答案をゴミ箱に捨てて

「ママが勝手に期待してるだけ」

「いいなぁ。私の家は貧乏だから高校にも行かせてもらえそうにないもん」
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