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私の家庭教師はAV男優
第113章 (過去3)
便座に座ると、壁際の小さな物置台にサイフが置いてあった。

まりんは「あっ。。。」と、声を出す。

さっき、中年男性に声をかけられたのはこのサイフのことかと気づいた。

財布をつかんだまりんは用を出さずにトイレの水を流し、ドアを開けた。

中年男性は店の外に立っている。

まりんは慌てるようにして店を出て

「すみません。これを忘れておられたんですね。それなのに私。。。」

サイフを差し出した。

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