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私の家庭教師はAV男優
第113章 (過去3)
まりんは札束を中年男性に差し出した。

「お返しします。お気持ちだけで大丈夫です」

中年男性は札束を手に取り

「君、今時の子にしては真面目だね。しっかりしてるし」

札束をサイフになおす。

「いくつ?大学生?」

まりんはうつむき加減で

「学生ですが、大学生ではないです」

「そっか」

中年男性は微笑んだ。

二人は前を見たまま沈黙する。
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