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私の家庭教師はAV男優
第20章 (20)
「お前、やってくれたな」
りのに近づき
「さっき、お母さんから電話があった。りのから本当のことを聞きましたか?って言われたよ」
りのは罰が悪そうに口に手をあて
「あちゃ。忘れてた」
「お前、お母さんに自分が不治の病に冒されてるって嘘をつくようにお願いしたらしいな。すぐにネタバレさせることを約束して。お母さん、めちゃくちゃ謝っていたぞ。娘のわがままに付き合って嘘をついてしまってすみませんって」
りのは、窮地に追い込まれたかのように後退りした。
「おかしいと思ったんだよ。お前、日に日に元気になっていってたもんな」
りのは頭を下げて
「悪いっ!謝る!」
「何で親子揃ってそんな小芝居をしたんだ!?」
「それは。。。。」
りのが言おうとすると
秋葉はりのをギュッと力強く抱きしめて
「良かった。。。本当にお前がいなくなると思ったんだ。嘘で本当に良かった。。。」
「家庭教師。。。」
誰もいない待ち合い室で、秋葉はりのを抱き締め続けた。
りのに近づき
「さっき、お母さんから電話があった。りのから本当のことを聞きましたか?って言われたよ」
りのは罰が悪そうに口に手をあて
「あちゃ。忘れてた」
「お前、お母さんに自分が不治の病に冒されてるって嘘をつくようにお願いしたらしいな。すぐにネタバレさせることを約束して。お母さん、めちゃくちゃ謝っていたぞ。娘のわがままに付き合って嘘をついてしまってすみませんって」
りのは、窮地に追い込まれたかのように後退りした。
「おかしいと思ったんだよ。お前、日に日に元気になっていってたもんな」
りのは頭を下げて
「悪いっ!謝る!」
「何で親子揃ってそんな小芝居をしたんだ!?」
「それは。。。。」
りのが言おうとすると
秋葉はりのをギュッと力強く抱きしめて
「良かった。。。本当にお前がいなくなると思ったんだ。嘘で本当に良かった。。。」
「家庭教師。。。」
誰もいない待ち合い室で、秋葉はりのを抱き締め続けた。