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私の家庭教師はAV男優
第117章 (過去5)
りのは髪を耳にかけて

「これに懲りて、もうパパ活なんてすんなよ」
 
紫霞はりのの横に座り

「でも、やっぱお金は欲しいじゃん」

りのは紫霞の方を見て

「あんた、まだそんなこと言ってんの?ちょっと、まりん。あんたも紫霞に言ってやってよ」

まりんは穏やかな顔でりのを見下ろして

「りのちゃん。私もお金が欲しい」

りのは怒り顔で立ち上がり

「あんた達、2人はおかしいよ。こんな目に遭ってんのによくそんなことが言えるよね」

まりんは首を振り

「こんな目に遭ったからそう思った」

りのは眉をひそめて

「はぁ?どういうこと?」
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