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私の家庭教師はAV男優
第118章 (終章28)
2人は黙ってスープをすする。

「なんでまりんを知ってるの?」

「お前の娘だけじゃなくて、お前自身も知っている。俺のことを覚えてないか?」

まりんはスープを飲みながら男の顔を見つめる。

「この頬に見覚えは?」

「火傷の痕。そんな人に会ったことあるかな?」

「火傷じゃない。これは刺青を消した痕だ。腕の悪い医者にあたってこのザマだ。
まあ、落とし前としてその医者の顔面の皮膚を全て剥いでやったけどな」

男は愉快そうに笑う。

まりんは顔を歪ませて

「ひどいことするね。。。顔に刺青。。。もしかしてトカゲの足みたいな刺青?」

「そうだ。町田だ」

「ごめん。名前までは。。。。」

「当然だ。何回かヤッただけの関係だからな」

「でも、よく覚えてる。アソコにいろんな石みたいなのが付いていたから」

空になったスープ皿が下げられた。

「今はもっとすごいぞ」

「見るのが怖い」

まりんの母親は苦笑いをする。

前菜の盛り合わせが乗った大皿が2人の前に置かれた。
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