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第118章 （終章２８）

「わかった」

町田はフォークをテーブルに置いた。

「話は終わり？ディナーも？」

男はボールペンを使い、紙ナプキンに六人の名前を書いた。

それをまりんの母親の前にスライドさせて

「ここに書いてある名前は、まりんと関係のあった者達だ。何でもいいから、今後こいつらに関する情報が手に入ったら教えてほしい」

まりんの母親は紙ナプキンを見て

「りのちゃん、碧那君、紫霞。。。。。」

「お前が知らない名前もあるかもしれない」

そして、百万円の札束を三つ、テーブルの上にドンッと置き

「これは手間賃だ。あとは今後、良い情報をくれる都度、報酬をやる」

まりんは札束を少し持ち上げて

「こんな大金をくれるなんて。一体何が目的なの？」

町田はフォークを持つと、それをウッド調のテーブルにザクッと突き刺して

「いろいろあってね。まあ、あんたは協力者だから悪いようにはしない。だから、金は受け取ってくれ」

まりんは札束を自分の近くに引き寄せて