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私の家庭教師はAV男優
第2章 ②
「ムカデに逃げられてしまったな。悪い」

まりんは恥ずかしそうにうつむいたまま

「お母さんはムカデとかゴキブリが平気な人なんで、出てきたら退治してくれると思います。それより早くTシャツを着てください」

すると、まりんの右足の親指がくすぐったくなり、そちらに目をやった。

「いやんっ!!何で戻ってきたの!!」

ムカデがまりんの足先辺りで這い回る。

まりんは立ち上がり、秋葉に抱きついた。

「ちょっと城野まりんさん!!」

「早くムカデをやっつけてください」

秋葉の体はまりんの両手で縛りつけられ

「両手を離してくれ。このままだとまた逃げられる」
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