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私の家庭教師はAV男優
第2章 ②
「だって気持ち悪いんです!!」

「もういないよ。また逃げちまったよ」

「本当ですか?」

秋葉に抱きついたまま部屋の中を見回した。

「いないだろ?でも、また出てくるかもしれんが」

まりんは慌てて秋葉から離れ

「は、早くTシャツを」

秋葉は畳の上にあるTシャツを拾い上げ

「恥ずかしがってる割には裸の俺に抱きついたじゃんか」

「そ、それは、ムカデが怖くて」

秋葉の方から目を逸らして言った。

「まあ、とにかくムカデの話は終わりだ。時間がまた無駄に過ぎていくぞ」

まりんは即座に正座して

「再開してください」
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