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第126章 （終章３２）

「じゃあ、三人の性格はバラバラって感じだね」

りのは雫愛の隣に座った。

雫愛の頭を撫でて

「よしよーし」

りのの肩に顔を寄せて

「りのっちは何も思わないの？デートって言ってたよ」

頭を優しく撫でながら

「私にとってあいつは家庭教師だよ」

雫愛は笑い

「じゃあ、私と一緒じゃん。だから、嫉妬心はあるんじゃない？」

りのは撫でるのをやめて

「気晴らしにさぁ、パッと遊びに行かない？入院中、ずっと行きたいトコがあったんだぁ」

「どこ？」

りのは両手を頭に置いて、耳を作り

「ネズミの国」