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私の家庭教師はAV男優
第132章 (終章38)
「きやっ!!」

かのんは空港のガレージに停めてあったワゴン車に放り込まれる。

スポーツ刈りの男は、続け様にワゴン車に乗った。

「どうする気なんですか?」

かのんは不安げな表情で言う。

後部座席はベッドのようにフラットにされていた。

「アレを渡せ」

スポーツ刈りの男は言うと

「私は持っていません」

「嘘をつくな」

「本当です」

スポーツ刈りの男は、後部座席のドアポケットからナイフを取り出して

「どの指から切り落としてほしい?耳でもいいぞ」
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