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私の家庭教師はAV男優
第22章 (22)
「ご注文はいかがなさいますか?」

女性店員が言うと、鈴音は開いたメニューのページを指差して

「このコースでいいよね」

秋葉は18000円のコースメニューを見て

「こんなに食べれるかな?」

躊躇する秋葉を気にせずに

「これでお願いします。飲み物は赤ワインでいいよね?」

「あ、ああ」

「私はオレンジジュー、ん?待って。コーラがある。私はコーラを」

「かしこまりました」

店員が厨房の方に行くと

「お金のことは気にしないで。私が出すから」

「でも、いつもお前ばかりに払わせてる。悪いよ」

「何で悪いと思うの?」

秋葉はグラスの水を飲み

「そりゃ、いつも奢ってもらってばっかで金銭的に負担をかけてるし」

鈴音は秋葉のジッと見つめ

「論点がズレてる。そんなことは聞いてない。何で悪いと思うのかを聞いてるの」
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