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私の家庭教師はAV男優
第149章 (終章47)
中年男性は笑い

「逮捕?君の方がふざけてないか?ははっ」

永霧はジッと見つめたまま

「本当のことを言って。でないと、そのポークビッツを豚ミンチのようにするから」

中年男性は苦笑して

「なんだ。ポークビッツの意味をわかってるじゃないか」

永霧は黙って中年男性を見つめ続ける。

中年男性はジャケットの内側から手錠を取り出して

「君の推測通りだ」

永霧は手錠を見て

「罪状は?」

「罪状?君のような化物に罪状は必要ない」

「どうして?」

「どうしてだって?君は今まで何をどれだけやらかしてきたのかわかってないのか?」

永霧は不敵に笑い

「やらかしが多すぎて」

中年男性は一転して険しい顔になり

「今すぐ死刑執行でもいいくらいだ」

永霧はニタッと笑いながら

「せっかちな人だね」

「君の為に法がせっかちになってる」

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