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私の家庭教師はAV男優
第149章 (終章47)
「法を盾にして、持論を正当化してるだけでしょ?」

「手錠をしていいか?」

「その前にそっちが死ぬよ」

永霧はミニスカートのポケットから極小さな小瓶を取り出した。

「それは何だ?」

中年男性が言うと

「酸」

「サン?」

「硫酸ってやつ?」

「何でそんなモノを持ち歩いてる?」

「護身用」

「俺にぶっかける気か?」

「その輪っかをはめる気ならね」

「警察を脅すのか?」

「一般市民を脅すの?」

「お前は一般市民ではない。化物だ」

永霧は小瓶のフタを開けて

「化物は可哀想じゃない?女の子に向かって」

「お前は自分が女の子であること縦にする気だな」

手錠を永霧に差し出す。

永霧は指でつまんだ小瓶を振り

「頭からかける?頭皮が溶けて、硫酸が脳まで染み込んでいくのを味わいたい?」

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