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第153章 （終章４９）

「私ね、中学の時にレイプされたことがあんの」

秋葉は立ったまま雫愛を見つめる。

「オスだった。全員ね。私を犯したあいつらのこと、人間とは思えなかった」

秋葉は眉をひそめる。

雫愛は足を組み

「セックスってさ、結局オスの本能なんだよ」

「待て」

秋葉は雫愛の言葉を遮った。

雫愛は秋葉を鋭い目つきで見上げて

「まだ話の途中だよ」

秋葉はボクサーパンツを履き

「酔ってるんじゃないか？話が重すぎる」