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私の家庭教師はAV男優
第25章 (25)

カバンの中身が歩道に散らばる。
「まりん。よく聞いてくれ。これはマジな話だ」
両肩をつかんで言う。
「俺は必ずまりんを幸せにするし東大にも合格させるから」
まりんは歩道に座りこみ
「幸せにするとかって、私には意味がわからないです」
キセキはまりんの正面に屈み
「悪いようにはしないって意味だ。まりんには俺がいる。俺はまりんの為に生きるから」
まりんは涙を拭いて笑い
「高校生の私にも今の言葉は重いって感じます。私の為に生きるなんて結婚するわけじゃないんだから」
キセキは座ったまま、まりんを抱きしめて
「本当に好きでたまらない」
「そんな短期間で?」
「ずっと一緒にいたい」
まりんはキセキから体を離して手を差し出し
「では、まずは家庭教師からでお願いします」
「友達からじゃなくて?」
「はい。もうキスをしてしまっているので友達はスキップしなければいけません」
「じゃあ、家庭教師から先に進めば、友達を通り越して恋人ってこと?」
まりんは地面に散らばるカバンの中身を拾いはじめて
「手伝ってください」
キセキはリップクリームを拾い
「話を変えるなよ。ああ、何か少しも発展した気がしないなぁ」
「まりん。よく聞いてくれ。これはマジな話だ」
両肩をつかんで言う。
「俺は必ずまりんを幸せにするし東大にも合格させるから」
まりんは歩道に座りこみ
「幸せにするとかって、私には意味がわからないです」
キセキはまりんの正面に屈み
「悪いようにはしないって意味だ。まりんには俺がいる。俺はまりんの為に生きるから」
まりんは涙を拭いて笑い
「高校生の私にも今の言葉は重いって感じます。私の為に生きるなんて結婚するわけじゃないんだから」
キセキは座ったまま、まりんを抱きしめて
「本当に好きでたまらない」
「そんな短期間で?」
「ずっと一緒にいたい」
まりんはキセキから体を離して手を差し出し
「では、まずは家庭教師からでお願いします」
「友達からじゃなくて?」
「はい。もうキスをしてしまっているので友達はスキップしなければいけません」
「じゃあ、家庭教師から先に進めば、友達を通り越して恋人ってこと?」
まりんは地面に散らばるカバンの中身を拾いはじめて
「手伝ってください」
キセキはリップクリームを拾い
「話を変えるなよ。ああ、何か少しも発展した気がしないなぁ」

