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私の家庭教師はAV男優
第25章 (25)
まりんが部屋から出てきて、ドアの横に座り込んだ。

「まりん?」

キセキは少し離れた場所からまりんの様子を見ていた。

まりんは三角座りで、合わせた膝の上に顔を伏せる。

まりんは近づいてくる足音に気づいて顔を上げた。

「どうしたの?」

「お母さんが男の人と寝ていて。。。」

キセキはアパートのドアを見つめ

「どうするの?」

「このまま寝ます」

キセキはまりんの隣に座り

「座ったまま寝る?冗談だろ?」

「何度かあるので」

まりんはギュッと両足を抱き締めて背中を丸めた。

「ちょっとお母さんと話をしようか?」

まりんは首を振り

「お母さんの機嫌が悪くなるのも嫌だし、男の人がどんな人かわからないのでやめた方がいいです」
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