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私の家庭教師はAV男優
第26章 (26)
時間が終了し、二人はお互いの体を離した。

りのは微笑み

「抱きしめられただけでも気持ちいい。さすがAV男優」

「それを言うな。ていうか、今の時間はなんだ?」

「あんたは私のことが好き。でも、私は彼氏持ち。手に入らない私を抱きしめさせてあげたの」

髪を耳にかけて

「優しいでしょ?」

「いらないお世話だよ」

りのは秋葉の胸元に鼻を近づけて

「私の匂いがついちゃったね。私の香がついたこのTシャツは洗わずに記念に置いとけよ」

そして、りのは自分の腕を嗅いで

「あんたの匂いもついてる」

「じゃあ、その制服も洗うなよ」

「漂白剤を入れて洗うから」

「ひでぇな」

「匂いで思い出して、またあんたを好きになったらヤだから」

りのは微笑んだ。
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