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私の家庭教師はAV男優
第3章 ③
「なあ、AVはフィクションなんだよ。恋愛の参考にはならないよ」

「なんで?みんなこんなことしてるんでしょ?」

スマホから、あんあんあんっと喘ぎ声が漏れ出る。

「とりあえずまだセックスのことは考えるな。まずは愛を育め」

「だって、いつ求められるかわかんないんだもん」
 
秋葉は大きくアクビをして

「もういいか?帰るぞ」

「家庭教師ってさぁ、私の成績にしか興味ないの?私自身には興味無し?」

「俺は家庭教師で来てるんだよ。恋愛相談なんて俺の仕事じゃない」

すると、りのは秋葉に教科書を投げて

「早く帰れよバカ。家庭教師に相談したのが間違いだった」

秋葉は床に落ちた教科書を拾い

「興味が無いなんて言ってないだろ?まだセックスのことは考えなくていい。何度も言うがまずは愛を育め。それが俺のアドバイスだ」
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