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私の家庭教師はAV男優
第3章 ③
「先生。19時なので」

「ああ。わかった」

二人はいつものように対面に座る。

まりんの母親はタバコを吸いながら二人の様子をジッと見ていた。

ふうっと二人に向かって煙を吐く。

まりんは時々、ケホンッと軽く咳をした。

「あの、お母さん。すみません、今だけタバコをやめていただくことは叶いませんか?」

まりんの母親は吸い終わったタバコの先を灰皿に擦りつけた。
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