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第7章 告白

「貴女が好きです」

ドクン、と心臓が高鳴った。

「初めて会った時から、ずっと好きなんです」

優人は幸恵に近づき、その両肩に手をかけた。

「な、何をバカなことを…私は貴方より一回りも年上のオバサンなのよ？からかわないで」

幸恵は優人の手を振り払おうとするが、離れるどころか逆に強い力で抱き寄せられた。
細身に見えた優人の意外と厚い胸板に頬を埋め、幸恵は呼吸が止まりそうになる。