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治安部隊
第2章 ワタシノ ハジメテ
家に帰ると、お母さん達は酔って寝ていた。

後片付けは面倒だったけど、後に回すともっと面倒なのでさっさと終わらせて寝たかった。


テーブルに残ったお皿を片付けて、お皿を洗っていると、突然後ろから抱きつかれた。

「へへ。千里ちゃん、えらいね〜ありがとねぇ〜。」

何この人。寝てなかったの?
なんで抱きつくの?気持ち悪い。
『離してください!』
「おこんなよぉ〜イイコトしようぜ〜」

私はものすごい力で押し倒された。

『やめて!ちょ…お母さん!』
「洋子なら寝てるし、当分起きないよ。
このスベスベのピチピチの身体…たまんねぇなぁ〜」

『嫌ぁ〜!!』

「静かに…しろっ!」

バチン!!という音とともに頬に走る痛み。
背中から全身にかけてぞわぞわと身の毛もよだつ恐怖が込み上げた。
力を振り絞って抵抗しても腕はびくともしない。
ブラウスはボタンごと引きちぎられ、ブラをたくし上げられ、スカートもめくられ、パンティーまでずらされる。

怖い…助けて…。

むき出しにされたおっぱいを吸われると、おぞましい程に気持ち悪くて、背筋が凍りつくような感じがする。

だいじなトコロに何かを挿れられた。
「お、処女か?指でもキツキツだ。お前のかあちゃんのガバマンとは大違いだ。俺が初めてをもらってあげようね。」










コワイ…タスケテ…。オカサレル…。











 
何か太いものをこすりつけられ、だいじなトコロの入口がメリメリ裂けそうな痛みが走る。

…イタイ…コワイ…ヤメテ…

抵抗を諦めかけたとき、お母さんが動いたのが見え、私は無心で力の限り叫んだ。

『助けてぇ〜!!お母さん!!!!』



「はっ!! 千里ぉッ!!!
この…千里から…離れろッッ!!!」


お母さんは叫びながら私に覆いかぶさるオトコの背中に何かを思い切り突き刺した。


「ヴッ!!ぐあああっ!!…ガッ…てめ…」

オトコは私のだいじなトコロから何かを引き抜いてドサリと倒れ込んだ。
その背中には包丁が深く突き刺さっていて、そこから真っ赤な血が広がっていく。
のたうち回るオトコをよそに私たちは放心状態になり、次第にオトコはぐったりして顔が青白くなり、動かなくなった。
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