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彼と私の秘密
第2章 マンネリ打破
 彼が私の足の間で膝をつく。大きくなったままのモノに手を添えて、ゆっくりと私の中に入ってくる。
 奥まで入って、ゆっくりと出て行く彼のモノ。その動きに合わせて私の腰も動く。
「あっ、すぐ出る、かも」
 私に覆いかぶさって苦しそうにそういった。それでも彼の腰の動きは止まらない。
「待って、まだイカないで。次は後ろからして」
 慌ててそういった。私はまだイケそうにないし、何よりもっと繋がっていたい。
 四つん這いになると彼のモノが後ろから入ってくる。ピストンがすぐに早くなる。
 お尻を掴んでいた彼が私の片腕を取って後ろにひねられる。
 身動きが取れなくなって興奮が増し、声が止まらなくなる。
「あっ、あっ、はぁっ、あぁっ」
 繰り返されるピストン運動。それに合わせて二人の喘ぎ声が響く。
 快感に夢中になっていると、腕が解放されて背中に彼の体重がかかり、頭に手が回ってきて顔を横に向けさせられた。
 唇が重なり、すぐに舌が侵入してくる。
 何も考えられないくらいに高ぶってしまう。何も考えられなくなって、頭がどんどん真っ白になっていく。
「だめっ、イキそうっ」
 キスの合間に声を出した。
「俺も」
 すぐに舌をまた絡められ、
「んっ、んんぅ……」
 呻きながら絶頂を迎えた。彼のモノが精液を吐き出しているのを感じる。ビクビクと動きうねっている膣壁を刺激する。
 少ししてから彼は出て行って、二人でぐったりと布団に寝転がった。
「とっても気持ちよかったよ」
 彼にすり寄っていった。
「今日はちゃんと立ってよかった。俺も気持ちよかった」
 私の頭の下に腕を回して、もう片方の手で頬を撫でてくれた。
「一つわがままいっていい?」
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